「金閣寺」と「銀閣寺」

 2015-07-30-21:00
こんなタイトルですが、京都の観光名所の話では無く、韓国語の話です(;^ω^A

先日の韓国語の授業で聞いて「へぇ~!」と思ったこと。


授業というか雑談の中で「日本人にとって、韓国語の発音は難しい」という話から、発展して行って「韓国人にとっても難しい日本語の発音がある」という話になったんですね。


日本語より断然母音の数も子音の数も多い韓国語ですが、一方で例えば日本語の「ザ・ズ・ゼ・ゾ」にあたる音は無いんですよね。

その代わりの近い音が「ジャ・ジュ・ジョ」になるので、韓国人の方は「ありがとうごじゃいます。」とか「じぇったい(=絶対)」という発音になってしまう・・・

・・・というのは、スンギくんを見ていても実感出来る例ですよね。


日本に10年近く住んでいるその先生でさえも、日本語を話されるのを聞くとやはりそういう音になっています。

先生曰く、「小さいころから日本で育った息子はちゃんと発音出来るけれど、私は大人になってからなので、もう無理だと諦めた」んですって(;^ω^A


ところが、その音以外にも苦手な音があるそうです。


それは、清音と濁音の言い分け。


例として先生が「金閣寺(キンカクジ)と銀閣寺(ギンカクジ)」って言われたんですが、確かに二つの違いが曖昧な感じでした。


例えば韓国語の「기」は、私たちが聞くと、場合によって「ギ」と聞こえたり「キ」と聞こえたりします。

でも韓国人としては2つの音の違いを意識していないそうです。

だから例えば、一般的には「승」は「スン」、「회(機会)」は「フェ」と発音しているように聞こえる場合が多いけれど、人によっては「スン」とか「フェ」って発音しているように聞こえるかもしれません。


ところが日本語では「キ」と「ギ」は明らかに別の音ですから、ちゃんと区別して発音する必要があります。

それが韓国人には難しいそうです。



ちなみに韓国語には、日本人が「キ」と聞える発音として「기」「키」「끼」があります。

実際ネットで検索してみると、金閣寺の読み方のハングルは「카쿠지」、銀閣寺のハングルは「카쿠지」と書き分けられていました。

k073001


ところが、例え韓国人が明確に「기」と「키」を言い分けても、日本人には同じ「キ」に聞こえてしまうんですね。


つまり日本人としては、韓国人が言う「킨카쿠지(金閣寺)」は間違いなく「キンカクジ」と聞き取れるけど、「긴카쿠지(銀閣寺)」の場合は、人によって「キンカクジ」と聞こえたり「ギンカクジ」と聞こえたりしてしまうようです。


たいていの場合は、韓国人=外国人がちょっと変な発音で日本語を話しても、文脈から推測とかしながら何を言いたいのか理解出来ますよね。

例えば京都にいて「ギヨミジュテラ、ドチラデスカ?」って聞かれたら、「ああ、清水寺ね」という感じで。


でもさすがに、「キンカクジ」って聞こえたら、「銀閣寺」だとは思わないですよね(;^ω^A

ある方が、「銀閣寺」への行き方を聞きたかったのに、どうしても伝わらなくて「金閣寺」への行き方を教えられた~という事が実際にあったそうです。

もし京都で韓国人に「キンカクジ、ドチラデスカ?」って聞かれたら、「金?銀?」と確認してもラチがあかないでしょうから、いっそのこと英語で「gold?silver?」って確認した方が良いかもですね!?


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「金閣寺」と「銀閣寺」で、もう1つ別のネタ☆


韓国人チングと「日本に遊びに行く(行った)」という話をする時に、彼女は「大阪」とか「神戸」などの地名はそのまま言いますが、名所の名前についてはよく韓国語流に言うんです。


「금각사には行った事があるから、今回は은각사に行ってみようと思うの。」ってな感じで。

初めて「금각사」「은각사」と聞いた時は「どこ!?」って思ったんですが~


彼女が持っていた韓国版の日本旅行ガイドブックを見て、「ああ、金閣寺と銀閣寺かぁ!」


「金閣寺」「銀閣寺」という漢字をそのままハングル読みすると「금각사=クムガクサ」「은각사=ウンガクサ」になります。


彼女のガイドブックにはそのハングル名と共に、たしか日本語の読み方も書いていたように思いますが、韓国人にはハングル由来の言葉の方が覚えやすいし発音しやすいんでしょうね。

今回上記の事情を知って、さらにそれが納得出来ました。

だから、先ほど書いた、韓国人から「キンカクジ、ドチラデスカ?」と聞かれた時の対応も、もし韓国語が出来るなら
'금각사예요?은각사예요?'
と確認する方がより良いと思います(^_-)-☆



それはともかく、それ以来チングが日本の話題でハングル名を言ったら、漢字を思い浮かべながらどこの事が推測するようになりました。


例えば「동대사=トンデサ」

동は日本語では「トウ・ドウ」と読む漢字の場合が多い。(東、同、動etc)

대は日本語では「タイ・ダイ」と読む漢字の場合が多い。(大・代・対etc)

사はこの場合は「寺」だろう。

・・・って事で、正解は「東大寺」。

まぁこの言葉の場合は、韓国ソウルの東大門(동대문=トンデムン)から連想も出来ますね。



「청수사=チョンスサ」

청は日本語では「セイ・チョウ」と読む漢字の場合が多い。(清・請・庁・聴etc)

수と読む漢字は「水」、「数」、「手」など。

・・・って事で、正解は「清水寺」。


ハングルから日本の名所を推測するのって、パズルみたいでちょっと面白いです(^m^)



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という訳で、「金閣寺」と「銀閣寺」から知る韓国語ネタでした~



ちなみに私、関西育ちですから、小さいころから京都・奈良の由緒ある神社やお寺には学校の遠足などでアチコチ行ったので、多分金閣寺には行ったハズなんですが、あまり記憶になく(;^ω^A

銀閣寺は行ったかどうかも覚えていません(;^ω^A

久しぶりに大人の社会見学、してみるのもいいかも!?


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カテゴリ :韓国語のこと トラックバック(-) コメント(3)
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【2015/07/30 22:50】 | # | [edit]
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【2015/07/30 23:33】 | # | [edit]
【コメント下さった皆さま☆】
こんにちは!

★Hさま
Hさんのお話をお聞きしていると、韓国語の先生は、Hさんにすごく合っているようですね◎
ちょうど先日の授業で「自分に合う先生や教室に通うのも重要だ」ってな話もしたんですよ~。
いくら「良い先生」でも、興味を持って勉強出来なければ、「面白くない、難しい」って思って挫折しちゃうこともありますからね。

先生の後について、リズムを真似るのも良い練習だと思います◎
「韓国語を話してるって感じがする」っての、分かりますよ(^_-)-☆

最近円安で韓国人の観光客も多いようですね☆
もちろん、一番来てほしい韓国人はスンギくんですよね~(^m^)


★Oさま
韓国語は清音と濁音が曖昧だって事は何となく分かっていましたが、今回「金閣寺と銀閣寺」という具体的な話を聞いて、すごく納得が出来ました(^.^)v

何でもハングルで書いてみよう~みたいなテキストがあるんですね?
でも、「바바はパパと読むように」という説明は、場合によっては韓国人には「파파」と聞こえるかもしれないので微妙ですね(;^ω^A

日本語はかなり単純な発音体系だと思うのに、外国人に難しい音があるってのも不思議な感じですよね。
育った環境が違うと、違いを聞き取れなかったり、発音が出来なかったりするんですもんね。
語学って、知れば知るほど興味が沸きますよね(^m^)

韓国の地名や名所も漢字由来のトコロが多いから、地名で勉強するのも良い方法ですね!
Oさんのようにアチコチ地方に旅行されていると、すごく役に立ちそう◎

シロノワール、そうなんですね(;^ω^A
温かいものと冷たいものの組み合わせが嫌だと思う方もいるかもですね!?
サンマルクカフェのかき氷は、お店の前を通るたびに「一度食べてみたい」って思いながら、いまだに食べたことないんですよ。
この夏こそ、機会を狙ってみます(^m^)
【2015/07/31 23:54】 | まや #r10PBekw | [edit]












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